
『殺め合うように 求めてはいけないでしょうか?』
オープニングテーマ「阿修羅姫の歌詞が、私好みの物語を予感させたので、Let's 購入。
結論から申し上げますと、大変満足行く内容でありました。
物語の序盤?中盤にかけては「媛伝説」「行方不明となった恩師の変わりに『媛伝説』の調査をする事に成った主人公」「大切な物を守る為に、一番大切な物をかけることを代償に”力”を得た『HiME』と呼ばれる少女達」「学園の裏山に現れる怪物『オーファン』」「星読の舞」「全てを知り、全てを動かしているように見える学園長と謎の少年」といった要素が絡み合い、緊張感を孕みながらも平穏な日常が続く。
そして、終盤。
物語が始まった時には既につけられていた残酷な終幕への道筋が浮かび上がり、主人公と『HiME』達を一気に絡め取る。
普段庇護される側でしかなかった娘が、大切なものを守るために他者の命を奪わなければならないという状況に追い込まれたときのテンパり具合とか、いやー、非道い非道い、俺様大満足(←鬼)。
一応フォローしておくと、それでも最後は未来に向けて歩み始めるエンディングが多いので、読後感はそれほど悪くは無いんじゃないかなと思う(描かれていないことまで考えてみると色々思うところはあるけど)。
オープニングテーマに心引かれるものを感じる人、「始まった時には、終わっている」物語が好きな人などにオススメ。