
『もはやピアノ・ソナタのよう』
1967年11,12月、1968年1月 ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオで録音。
グールドにかかると有名な交響曲ももこうなるか、と思うほどピアノ化されている。まるで新しく発見されたピアノ・ソナタのようである。まグールドを聴く場合グールドがその作品をどう飲み込んでしまい、どう表現するかに興味の中心がある。そしてその期待以上にグールドの世界をどんなものもピアノで表現してしまう。聴いていてとてもクセになる強さを秘めている。
リスト編曲のこのアルバムはどうやらあのキムタクが『ロング・バケーション』の中でコメントされたらしく、急に売り上げが伸びたらしい。そういうものかな、とも思う。